都都逸
都々逸で交心『 情の深さが徒にもなるが 晴れぬハートもいじらしや 』
★ 。・。・゜♪゜・。・。★ 万葉集を遊ぶ575 ★ 。・。・゜♪゜・。・。★
★ 万葉集を遊ぶ575v13s070301
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姫小百合秘したくはなしさりながら
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姫小百合秘したくはなしさりながら
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> 万葉集08ー1500 題 大伴坂上郎女歌一首
夏野之 繁見丹開有 姫由理乃 不所知戀者 苦物曽
【訓み】 夏の野の繁みに咲ける姫百合の知らえぬ恋は苦しきものを 坂上郎女
【仁訳】 逢いたくて逢いたくてこんなにも切ない思いをしているのにこの思いさえ伝えることもできない人を恋してしまった。ほんとうに忍ぶ恋というものはこんなにも苦しいものだけれど、苦しくても苦しくてもこの念い消せはしません。
生い茂る夏の野の一隅に秘めやかに花開く姫百合のように、秘めたままでも、念いをもっともっと募らせて、誰よりも真っ赤に燃える恋の花を咲かせましょう。
姫小百合秘したくはなしさりながら 仁
秘すれば花と燃えつくさんか
> 万葉集04ー0661 恋ひ恋ひて逢へる時だに愛しき言尽くしてよ長くと思はば 大伴坂上郎女
姫百合や逢えば言葉も徒ならん 仁
触るる素肌に響く鼓動よ
★ 都々逸で交心v13t060403
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情の深さが徒にもなるが
晴れぬハートもいじらしや
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情の深さが徒にもなるが
晴れぬハートもいじらしや
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☆☆☆ 霧呼さんの『 晴れぬハートで・・ 』 へのしりとり都々逸交心です。 ☆☆☆
情の深さが徒にもなるが
晴れぬハートもいじらしや 仁
頬杖ついてただ恋侘ぶる
酌み交わしたや熱い燗 仁
想い出巡る終着駅は
あの日あの時あの言葉 仁
> 万葉集04ー0666 相見ぬは幾久さにもあらなくにここだく我れは恋ひつつもあるか
恋多き坂上郎女の歌です。
これは戯れ歌でしょうけれど、こんな心を遊び心で持てる万葉の世がおもしろいですね。
相見ての契りの日々の絶えなくも恋が全てというが愛カナしき 仁
七変化愛寄る心うつろわず 仁
念いの果てに観えくる塒
★ 。・。・゜♪゜・。・。★ 青柳仁リンク ★ 。・。・゜♪゜・。・。★
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★ 。・。・゜♪゜・。・。★ そのまんま575で交心 ★ 。・。・゜♪゜・。・。★